LINE選挙運動のやり方-事前運動にならない依頼方法とは?

やってはいけないこと

この記事では、事前運動や選挙違反にならないLINE選挙のやり方・依頼方法について解説します。

結論からいうと、選挙運動中にLINEで「(わたしに)投票してください!」「清き一票を」とメッセージするのは問題ありません。

しかし選挙運動期間以外の政治活動中に「投票してください!」はダメです。

さらにこの記事では、選挙運動中でも政治活動中でも公職選挙法違反にならない「頼み方」についても補足します。

まったく語られることのない、LINEのタイムラインを選挙で活用する方法についての解説もあります。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

LINEで選挙のお願いや投票依頼をする際の注意点

LINEに限ったことではありませんが、公職選挙法で選挙運動中とそれ以外の政治活動中で可能なお願いや依頼ははっきりと分けられています。

選挙運動中はLINEで「投票してください」とダイレクトに伝えられます。

しかし選挙運動中以外の政治活動に「投票してください」「立候補者の◯◯さんに投票をお願いします」などの投票依頼は、事前運動になり選挙違反になりです。

 

選挙時にお礼のLINEを当日に送っていいの?

よく勘違いされていますが、インターネットを使った選挙後のあいさつは問題ありません。

インターネット等を利用した選挙期日後の挨拶行為の解禁(総務省より)

https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo10_2.html#chapter4

 

お礼の戸別訪問・はがき等の送付・集会などは禁止されていますが、インターネットで選挙のお礼投稿するのはOKです。

ですから選挙期日後にLINEで選挙に関するお礼のメッセージを送信でも大丈夫です。

「選挙期日後」なので選挙の翌日にならないとLINEを送信できない…と思われがちですが、選挙の当日にお礼のLINEを送信しても問題ありません。

なぜなら「選挙期日後」とは必ずしも投票日の翌日以降を指すものではないからです。

投票日の当日であっても投票終了後は「選挙期日後」と解されています。

投票箱が閉まって物理的に投票できない状況でホームページやSNSに投稿しても選挙に影響しないからです。

よって投票が締め切られた後なら、選挙日当日にお礼のLINEを送っても選挙違反にはなりません。

ただし選挙の大勢が決するのは早くても21時~22時くらいでしょう。

遅い時間にLINEを送ると先方の迷惑になります。

相手のことを考えたら、選挙のお礼LINEは当日に送らないほうがいいです。

 

LINEは「メール」ではなく「SNS」扱い

公職選挙法において、Eメールの扱いは非常に厳しく制限されています。

Eメールで発信できるのは、政党と立候補者本人だけです。

しかし…Eメールと同じ機能を持つLINEは「SNS」として扱われます。

ですから有権者がLINEで投票依頼や記事の拡散依頼をしてもOKです。

LINE以外の、

・Facebookメッセンジャー

・Twitterのダイレクトメール

など相手に直接メッセージを送れるSNSもLINEと同様に使えます。

ちなみにネット選挙で有権者がやってはいけないことについては、下の記事にまとめています。

有権者がネット選挙でやってはいけないこと
このページでは、有権者はメールでの選挙運動禁止などネット選挙運動でやってはいけないことをまとめています。さらに落選運動などネット選挙で禁止されていない認められている有権者の活動についても解説してみました。

 

LINE選挙で17歳と18歳の投票依頼は注意

17歳と18歳が混在する高校生は、選挙でLINEを使う場合は注意が必要です。

なぜなら18歳未満はすべての選挙運動が禁止されているからです。

ですから17歳の人がLINEで「投票お願いします」と送信すると選挙違反になります。

 

選挙でLINEを支援や依頼で活用するテクニック

立候補者のLINEで「投票してください」とお願いするのは、あまり効果がありません。

なぜなら政治関係のLINEとつながってくれる友だちは、すでに投票してくれる信頼関係を築けているからです。

「お店のLINEと友だちになってくれたら生ビール1杯無料!」

こんなポップを見たことがありませんか?

しかし大半のお客は生ビール1杯無料で飲んだらお店のLINEをブロックします。

無料の生ビールが欲しいだけで、お店のお得情報を継続的に受け取る必要がないからです。

選挙のLINEも同様。

議員や政治家から継続的にLINEで情報を受け取ってくれる人は、あなたに投票してくれる有権者です。

政治家であるあなたに興味がなければそもそもLINEでつながりません。

仮にLINEで友だちになっても、不要と感じたら速攻でブロックするでしょう。

LINEは恋人・家族・友人など親しい人との重要なやり取りをする空間です。

そんな空間に政治家の発信が入ってくるのを許容するような人は、あなたを心底応援してくれる地域住民のはず。

逆に必要がないLINEは、生ビール無料のお店のように片っ端からブロックします。

ですから、わざわざLINEで「投票お願いします」と伝えなくても勝手に投票してくれるのです。

つまりLINEは無作為に友だちを増やすのではなく…

きちんと人間関係を構築した上で友だちになっていく必要があるのです。

 

LINEは「ネット上の選挙名簿」

政治家のLINEとつながってくれた友だちには、具体的な行動を促します。

つまり選挙におけるLINEは…

・立候補者を支える熱量の高い支援者を友だちにする

・LINEで支援者に「Facebookの投稿をシェアしてください」「演説の様子を撮影してあなたのSNSに投稿してください」など具体的な行動を指示する

上記のような使い方が正しい使い方です。

つまりLINE選挙とは、「ネット上の選挙名簿」を作る活動なのです。

わざわざLINEで投票依頼をしなくても、あなたと友だちになっている人は投票してくれます。

LINEでつながった友だちには「投票」以外に、実際の行動をしてもらうべきなのです。

 

選挙では無作為にLINEの友だちを増やさない

上記のようにLINEは熱心な支援者に具体的な活動を指示するツールです。

ですから熱量の少ない協力する意思がない人とたくさん友だちになっても意味がありません。

選挙で使うLINE公式アカウントは強力な「一斉送信機能」が注目されがちです。

しかし協力してくれない・行動してくれない人にいくらLINEでメッセージを一斉送信しても意味がありませんよね?

むしろブロックの割合が増えて、あなたのLINE公式アカウントの評価が下がります。

選挙でLINEを使う場合は、友だちの数を追わないように。

LINE選挙は「量より質」です。

動いてくれない友だち100人より、確実にあなたの投稿をシェアしてくれる5人の方が圧倒的に選挙で活躍してくれますよ。

 

LINEの投票依頼は支援者が行う

メールは公職選挙法上、立候補者と政党だけが送信できます。

有権者がEメールで投票依頼すると選挙違反になりますので注意しましょう。

しかしLINEは何のしばりもありません。

有権者がLINEで投票依頼をしても大丈夫です。

この特性を利用して、LINEでのお願いや投票依頼は支援者にやってもらいましょう。

あなたとLINEでつながってくれた支援者は放って置いても投票してくれます。

だから「支援者の知り合い」に投票依頼をしてもらいましょう。

そうすればあなたに投票してくれる人は増えますよね?

ネット選挙で有権者がやってはいけないことについては、下の記事にまとめています。

有権者に依頼するときの参考にしてください。

有権者がネット選挙でやってはいけないこと
このページでは、有権者はメールでの選挙運動禁止などネット選挙運動でやってはいけないことをまとめています。さらに落選運動などネット選挙で禁止されていない認められている有権者の活動についても解説してみました。

 

LINEのタイムラインを選挙に活用する方法

LINEにはFacebookやTwitterと同じ「タイムライン」があります。

LINE選挙では一斉送信ばかりが注目されます。

しかしタイムラインも意外と活用できるのです。

LINEのタイムラインには「シェア機能」がありません。

ですから立候補者の発信を支援者がシェアできないのです。

代わりに、いいねを押すとランダムですが「◯◯さんがこの投稿を気に入っています」と表示されシェアと同じ状態になります。

つまりLINEのタイムラインは「いいねを押すだけでシェアの効果が出る」可能性があるのです。

あなたの投稿に支援者がいいねを押すと…

支援者の友だちに「(支援者)さんがこの投稿を気に入っています」と表示されて拡散します。

ですからLINEの一斉送信で「◯月◯日の投稿にLINEでいいねお願いします!」と指示を出せば投稿が拡散するのです。

ちなみにFacebookでいいねを押しただけでは、ほぼ拡散しません。

FacebookやTwitter・Instagramはやらないけど、LINEのタイムラインを他のSNSのように活用しているユーザーは少なくありません。

とくに高齢者はLINEのタイムラインをSNSのように使っているケースが多いです。

ひとまず立候補者はLINEのタイムラインに投稿しておきましょう。

そして「いいねを押してください」とお願いしてみてください。

FacebookやTwitterより露出が増えるかもしれませんよ。

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\コロナ禍で悩む地方議員は必見!/
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